MT4スマートフォンアプリの画面の見方は、大きく5項目に分かれます。初めてMT4を使う人でも簡単に操作できるように見やすい画面になっているのが特徴です。
MT4アプリ画面下の「気配値」「チャート」「トレード」「履歴」「設定」タブ別にMT4画面の見方をご紹介します。
目次
気配値
MT4アプリを起動して最初に表示されるタブが「気配値」画面です。
気配値とは、通貨ペアの為替レート(価格)のことを言います。2つ価格が並んでいるのは、「左側が売る時の価格」「右側が買う時の価格」で分かれている為です。
詳細モードは、その日の安値と高値、スプレッドも同時に表示されます。
売る価格と買う価格の差は、スプレッドと言われ、FX業者側の手数料となります。このスプレッドの仕組みは、FXに限らず銀行でも仕組みは同じです。銀行のスプレッドは、ドル円であれば約1円もあるので、FX業者のスプレッド約0.1銭という安さが理解できると思います。
気配値画面でできる機能
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通貨ペアの通貨・削除
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通貨ペアの並び替え
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注文画面へ移動
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チャート画面へ移動
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通貨ペアの詳細表示
MT4をインストール後の初期状態の表示では、通常取引で利用しないような通貨ペアも表示されているので、主に取引する通貨ペアを追加で表示したり不要な通貨ペアを削除して並び替えることをお薦めします。
関連記事 MT4スマートフォンアプリで気配値画面の通貨ペアを整理する方法
チャート
MT4アプリ画面下の「チャート」タブをタッチすると、チャートが表示されます。
チャートは、為替レートの価格をグラフにしたものです。画面左上のM1,M15などをタッチすると表示する時間を変更することができます。
「(例)M1=1分、M15=15分、H1=1時間、D1=1日」
チャート画面でできる機能
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表示する通貨ペア変更
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表示時間の変更
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注文画面へ移動
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カーソル表示
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インディケータの追加
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オブジェクトの追加
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チャートの設定
チャート画面上をタッチすることでメニューが表示されます。
インディケータを追加したい場合は、画面上の「f」アイコンをタッチします。インディケータとは、チャートに売買指標を重ねて表示し、売買の判断をしやすくするものです。
関連記事 MT4スマートフォン版でインディケータを表示する方法
トレード
トレードタブは、残高や証拠金、損益、取引中のポジション一覧が表示されます。
取引中のポジションを長押しでタッチすることで、ポジション決済画面(クローズ)や注文変更が行えるようになります。
トレード画面でできる機能
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残高や証拠金、損益の表示
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取引中のポジション一覧表示
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ポジションタッチ→クローズをタッチで決済画面移動
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注文変更
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チャートの表示
MT4アプリで主に使用するタブは、「気配値」「チャート」「トレード」の3画面です。チャートを見ながら取引を始め、トレードタブのポジション一覧から決済する流れです。
履歴
履歴タブは、取引履歴が表示されます。
履歴タブの画面上で「日・週・月・カスタム」で履歴期間を切り替えることが可能です。カスタムでは、希望の期間で区切ることが可能です。確定申告などで活用する場合は、1月1日~12月31日の1年期間で履歴を表示させることができますが、MT4スマホアプリから印刷することはできません。印刷する際は、パソコン版MT4から可能です。
履歴タブでできる機能
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全ての取引記録の表示
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全ての取引損益の表示
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取引履歴の期間指定
設定
設定画面は、主にログインアカウントの切り替えで使用します。
その他に、「新規口座開設・メールボックス・ニュース」などの機能が表示されていますが、一般的には使用しません。
尚、チャートの色を変更したい際は、設定タブの「チャート」をタッチすることでチャートの色を変更可能です。
履歴タブでできる機能
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アカウントの切り替え
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新規口座開設
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メールボックス
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ニュース受信
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チャットとメッセージ
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ワインタイムパスワード
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言語切替
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チャート設定
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詳細→サウンドON/OFF
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詳細→自動ロックON/OFF
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詳細→ニュースON/OFF
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詳細→画面ロックON/OFF
チャットとメッセージなどの機能は、MQL5コミュニティへログイン後に利用可能です。
MQL5コミュニティとは、自動売買やカスタムインジケーターを利用するときに質問などが可能なコミュニティです。利用者はほぼ外国人で英語のみで表示されているので、一般的に日本人が使うことはありません。
以上がMT4スマホアプリの画面の見方です。
MT4スマホアプリも全ての機能を使う必要はなく、チャートの表示と新規注文~決済が行えれば良いだけなので、簡単に操作して取引することができます。