XM MT4(MetaTrader4)パソコン版でインジケーターをチャートに表示させるには、MT4画面左側の「ナビゲータ」枠から、お好みのインジケーターをチャートにドラッグ・アンド・ドロップ(左クリックを押しながらチャートへ移動)することで適用させることができます。
パソコン版のMT4であれば、標準のインジケータの他にもオリジナルのカスタムインジケーターも表示させることが出来るので取引の幅が広がります。
「Indicator」については、MT4の日本語表記で「インディケータ」と表示されていますが、言い方は「インディケーター」「インジケータ」「インジケーター」と人により様々です。どの言い方でも同じですが、当サイトでは「インジケーター」の言い方に統一して表記しています。
スマートフォンのMT4アプリでインジケーターを表示したい場合は、下記関連記事のリンク先で解説しています。
目次
MT4パソコン版にインジケーターを表示するには?
MT4画面の左側「ナビゲータ」枠から表示させたいインジケータを選択し、チャートへドラッグ・アンド・ドロップ(選択して左クリックを押しながらチャートへ移動)します。
今回は例として、「Moving Average」(移動平均線)を表示させる手順で解説しています。
インジケーターの設定画面が表示されるので、ご希望の数値を入力し、OKボタンをクリックします。
そのまま標準の数値でも問題ありませんが、移動平均線の場合は主に下記の設定が使われています。
- 期間: 5、7,10、14、25、75、100
- 移動平均線の種別: Simple(単純移動平均線)または、 Exponential(指数移動平均線)
- スタイル: ご希望の色や線の表示方法
期間について
期間は、どの期間の移動平均線を表示するか?です。
例えば、日足チャートで期間が「5」の移動平均線を表示するならば、土日が休場なので1週間分の移動平均線を表示する意味になります。1時間足チャートで期間「24」で移動平均線の表示であれば24時間(1日分)の移動平均線を表示する意味になります。
移動平均線の種別について
移動平均線の種別は、長期投資の方は「単純移動平均線(MA)」を使い、スキャルピングやデイトレードの方は「指数移動平均(EMA)」を使う傾向があります。
単純移動平均線は、過去の一定期間における終値の平均値だけなのに対し、指数移動平均線は、終値の平均値に更に平滑化定数を掛けて算出されています。単純移動平均線よりも直近の値動きに早く反応するので、短期売買ではEMAの方が良いとされています。
更に詳しい移動平均線の使い方は、下記参考サイトのリンク先で解説されています。
MT4でチャートに表示したインジケーターを削除する方法
MT4のチャートへ表示させたインジケーターを削除(非表示)にするには、下記の手順で簡単にチャートから削除することができます。
既にインジケータを表示させたチャート上で右クリック → 「表示中のインディケータ」をクリックします。
チャートから削除したいインジケータを選択し、「削除」ボタンをクリックするとチャートからインジケータを削除することができます。
尚、チャート上で削除したいインジケータを右クリックで選択し、「分析ツールを削除」をクリックしても対象のインジケータを削除することができます。
以上のように、MT4パソコン版でも簡単にチャートへインジケータを表示し、削除することができます。